アセンテック、操作ログ管理サービス「MylogStar Cloud」と「リモートPCアレイ」を組み合わせたソリューションを提供

　アセンテック株式会社は14日、リモートアクセスインフラ「リモートPCアレイ」上で動作する操作ログ管理ソフトウェアとして、ラネクシーの「MylogStar Cloud」を販売開始すると発表した。これにより、リモートPCアレイ利用企業の情報漏えい対策などを支援するという。

　リモートPCアレイは、1Uの筐体に、複数の物理PCカートリッジと仮想デスクトップに必要なコンポーネントを搭載したリモートアクセスソリューション。1ユーザーが1リソース（PCカートリッジ）を占有することにより、シンプルさを実現できる点が特長で、導入コスト低減、導入期間短縮、保守運用性といった仮想デスクトップ導入の課題を解決するという。

　一方のMylogStar Cloudは、企業内におけるクライアント操作ログを取得することで、不正行為や情報漏えいの流出経路を可視化し、業務プロセスの改善に有効活用できる、クラウド型のクライアント操作ログ管理ソフトウェアである。

　今回、両製品・サービスを組み合わせることにより、リモートPCアレイの各端末操作に対し、MylogStar Cloudで「いつ」「誰が」「どのファイルを」「どうした」といった利用者の証跡を可視化して、問題発生時の原因究明と拡散防止を容易にする追跡機能を提供する。また、取得した操作ログを分析することにより、PC業務状況の可視化も可能になるとした。