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さくら情報システム、カートリッジ型PCを用いてシンプルなVDI環境を提供する「さくらテレワークソリューション」

 さくら情報システム株式会社は18日、アセンテック株式会社と販売パートナー契約を締結し、アセンテックのリモートアクセスインフラ「リモートPCアレイ」を金融機関基準のセキュアなデータセンターで運用する「さくらテレワークソリューション」として提供開始すると発表した。

 「リモートPCアレイ」は、1つの筐体に複数の物理PCカートリッジと仮想デスクトップに必要なコンポーネントを搭載したリモートアクセスソリューション。1ユーザーが1リソース(PCカートリッジ)を占有するシンプルな方式を採用しており、ユーザーはこのPCカートリッジにSSL-VPNなどの手段でアクセスしてリモートワークを行うことになる。

 最大の特徴は、一般的なVDIと比較して圧倒的に稼働コンポーネントが少なく、ハイパーバイザーも不要なため、事前のサイジングコストや運用開始後の保守コストを低減できる点。拡張する場合も、ユーザー数に応じてシャーシを追加するだけで容易に増設を行えるという。

 今回の「さくらテレワークソリューション」では、金融機関基準のデータセンターに「リモートPCアレイ」を設置することで、セキュアに仮想デスクトップ環境を利用できるように支援する。

 導入にあたっては、長年、セキュアなシステム導入作業を経験してきたさくら情報システムがサポートするため、企業の負担を軽減するほか、テレワーク環境導入後の運用、保守、監視などにも対応可能とした。

「さくらテレワークソリューション」利用イメージ