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パナソニックのAIチャットボット「WisTalk」新版、ノーコードで分岐シナリオを設計できる新機能などを搭載

 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、パナソニック)は11日、AIチャットボットFAQサービス「WisTalk(ウィズトーク)」の新版「同 Ver10.2」を提供開始したと発表した。

 WisTalkは、社員・顧客からの問い合わせに対応するAIチャットボットサービス。パナソニック独自開発のAIエンジンを搭載し、問い合わせ対応業務の負荷を軽減する。

 今回の新版では、利用者が選択式の回答を選ぶと次の質問が分岐するシナリオをノンプログラミングで作成できる、シナリオエディター機能を新たに提供する。チャットボットによるヒアリング結果をもとに、利用者の状況に合わせた手続きの案内を行ったり、トラブルシューティングやオンライン接客などに活用したりできるという。

シナリオエディター機能の活用例
シナリオエディター登録画面。専用のエディター画面より、マウスの操作だけで直観的にシナリオを登録・編集できるという

 また、登録Q&Aデータの利用件数を分析できるダッシュボード機能も搭載した。利用数が少ないQ&Aデータの洗い出しや、利用回数ごとのQ&Aの分布を分析することで、チャットボットの運用改善につなげられるとしている。

 このほか新版では、有人チャットの通知機能の改善や、有人チャットの複数部門利用時のフィルタリング機能強化、埋め込み型チャットボットの画面サイズの改善、QAデータ共有機能のログの改善などが行われた。