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パナソニックISがAIチャットボットを販売開始、問い合わせ対応の自動化を支援

 パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)は1日、EAIとRPAを2つの柱としてきた「オフィス業務自動化ソリューション」の新ラインアップとして、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社のAIチャットボット「WisTalk(ウィズトーク)」を提供開始すると発表した。

 今回、「オフィス業務自動化ソリューション」に追加されるWisTalkは、パナソニック独自開発AIエンジンを搭載しており、社員・顧客からの問い合わせに対応するAIチャットボットサービス。ユーザーが入力した質問内容をAIが理解して回答を推測し、適切な内容を自動的に回答することで、問い合わせ対応業務の負荷を軽減するという。

 また、画像や関連ファイルの添付による、わかりやすい回答データの作成に対応。有人オペレーターへの接続機能も備えている。さらに管理者向けには、正答率・満足度・質問件数などの利用状況をダッシュボードで確認する機能も提供しているとのこと。

 なおパナソニックISでは、2019年10月より自社の社内ヘルプデスクにWisTalkを導入し、端末や社内システムの問い合わせを受け付けるチャットボットを開設したが、その結果、オペレーターの対応時間外である平日の17時30分以降もチャットボットによる自動対応が可能になったため、サービス向上につながった実績があるとしている。