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NECネッツエスアイ、自治体のDX推進を支援する「自治体DXコーディネートサービス」を提供

 NECネッツエスアイ株式会社は21日、自治体の業務の可視化・分析を行い、DX推進計画の策定や業務効率化に最適なICTサービスの導入や運用サービスの提供につなげる「自治体DXコーディネートサービス」の提供を開始した。

 自治体DXコーディネートサービスは、NECネッツエスアイのデジタル化推進コンサルタントが顧客と共に現状業務の可視化、分析を行い、デジタル化の対象となる業務を抽出、対策案を整理する。その結果をもとに、顧客が抱える課題の解決に適したICT・DXサービスや運用サービスを提案するとともに、DX推進計画の策定を支援する。

「自治体DXコーディネートサービス」の一連の流れ

 NECネッツエスアイでは、働き方改革コンサルティングサービスにより、顧客のプロセス改革や業務のデジタル化、BPOなどを支援してきた実績を持ち、自治体向けには業務改革を通じて得られた課題や解決策のノウハウを蓄積するとともに、現場業務におけるさまざまなインフラ構築やソリューション提供を通じて、顧客の課題を解決してきたと説明。

 これらの強みを組み合わせ、自治体のニーズに合った業務改革提案を行うことで、デジタル田園都市国家構想の実現に寄与する「地域を支える」デジタル化や構造改革を推進するともに、運用開始後のデータ分析を通じた新たな課題の抽出と改善提案までワンストップでサービス提供することで、継続的に顧客のデジタル化を支援していくとしている。

 自治体DXコーディネートサービスは、2021年6月から提供開始している「LGWAN-ASPサービス事業」や「NECネッツエスアイ リモートデスクトップ for LGWAN」と同様に、自治体のDX化を加速させるサービスとなる。NECネッツエスアイでは今後、サービスを2025年までに150自治体へのサービス提供を目指すとしている。