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グレープシティ、帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS V3J」をリリース

チャートの作成を支援する「チャートウィザード」を追加

 グレープシティ株式会社は23日、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリの新バージョン「ActiveReportsJS V3J」をリリースした。

 新バージョンでは、チャートの作成を支援する「チャートウィザード」を追加した。画面のウィザードに従って項目を設定するだけで、棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなどのチャートを利用した帳票を簡単に作成できる。

 また、テキストを縦書きで表示する際に、テキスト内の半角英数字を水平方向に描画する「縦中横(たてちゅうよこ)」が利用可能になった。この機能により、テキスト中に含まれる半角英数字のみを横書きで表示できるため、日付や数量といった英数字が含まれるデータの縦書き表示を見やすくできる。

 さらに、CSVエクスポート機能を追加した。レポート中のTableやTablixに表示されているデータをCSV形式でエクスポートして、Excel️などの表計算ソフトで二次加工したり、外部アプリケーションと連携したりする場合に活用できる。

 このほか、レポートの描画処理の改善により、日付関数を使用しているレポートや、Tablixを使用しているレポートなどでパフォーマンスが改善された。

 ActiveReportsJS V3Jは、1年定額制のサブスクリプション方式での販売で、初回費用は1開発ライセンスが16万5000円(税込)、1配布ライセンス(1ドメイン)が66万円(税込)。2年目以降のリニューアル(更新)価格は、開発・配布ライセンスとも16万5000円(税込)。