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パスロジ、多要素認証システムの導入から運用・復旧までをサポートする「PassLogic レジリエントサービス」

 パスロジ株式会社は14日、多要素認証サーバーの構築、業務システムとの連携といった導入から、運用・監視、障害時の自動復旧までをパッケージ化したサービス「PassLogic レジリエントサービス」を発表した。4月下旬より提供開始する。

 「PassLogic レジリエントサービス」は、多要素認証システム「PassLogic」の認証サーバー導入から運用監視までをワンパッケージで提供するサービス。障害が発生すると企業システムの運用が停止してしまう認証システムの管理・運用を、PassLogicを熟知した開発元のパスロジに任せられるため、企業の担当者の負荷を軽減できるという。

 認証サーバーは、その企業専用の環境をAmazon Web Services(AWS)上に構築。24時間/365日の障害監視やリソースチェックを自動で行い、アラートを検知すると即座に自動復旧する仕組みを提供する。これにより、人力による遅れや人為的ミスを排除するとした。

 また、サーバーOSおよびPassLogicの脆弱性対策パッチ適用といった定期メンテナンス作業も、パスロジが代行するほか、技術サポートが必要な場合は、PassLogic専任のサポートエンジニアが対応するとのこと。

 価格は、サーバー設計/構築費用が150万円から。サービス利用料は、自動復旧・有人監視や休日夜間帯のサポート等にも対応する上位の「プレミアムプラン」が、1IDあたり月額1394円(1000IDの場合)。これらが省かれた下位の「ベーシックプラン」が、1IDあたり月額1158円(1000IDの場合)となっている。