ニュース

パスロジ、安全にファイルを送信できるファイル暗号化ソフト「クリプタン」を正式提供

 パスロジ株式会社は7日、Windows用ファイル暗号化ソフト「クリプタン」の正式版サービスを提供開始した。

 クリプタンは、暗号方式AES256と公開鍵暗号方式に、パスロジが提供する認証と証明のプラットフォーム「4Login(フォーログイン)」による認証セキュリティ技術を組み合わせた、Windows用ファイル暗号化ソフト。送信者があらかじめ設定した「正しい相手にしか開けない」暗号化を実現し、脱PPAPを簡単かつ確実に実現する。

 ファイルを暗号化する際に、復号(暗号化ファイルを開く)できる相手のメールアドレス(グループも可)を設定。復号には「4Loginアプリ」による多要素認証が実行されるため、あらかじめ設定された「正しい相手」しか暗号化ファイルを復号できない。正しい相手にしか復号できないため、ファイルの送信手段はメールに限らず、どのような手段でも安全に行える。

ファイルの暗号化と復号に「パスロジック方式」による多要素認証を採用

 暗号化ファイル自体にパスワードが設定されないため、ファイルを悪意のある第三者に不正に入手されたとしても、パスワード解読で良く用いられる「パスワード総あたり攻撃」は無効となる。また、パスワードを別メールで送る必要がなく、複雑なパスワードを考えたり、それを知らせたり、覚えておいたりする必要なく利用できる。

 誤った相手にファイルを送ってしまった場合でも、送信後に相手がファイルを復号できないようにすることが可能。正しい相手に誤ったファイルを送った場合でも、送信後に相手がファイルを復号できなくすることもできる。

 ファイルの送信者と受信者の双方の環境に、クリプタンがインストールされた状態で暗号化と復号を行うことが、暗号化ファイルの安全性を最も発揮できる方法となるが、ファイルを受け取る相手の環境にクリプタンがインストールされていない場合でも、クラウド上で暗号化ファイルを復号して受け取れる、無料の専用ウェブサイト「クリプタンWEB受取」が用意される。

 パスロジでは、クリプタンはゼロトラスト時代のファイル送信手段として、機密ファイルをクラウドサービス事業者に委ねることすらも情報漏えいのリスクと考え、暗号化と復号(暗号化ファイルを開くこと)に、パスロジ独自の認証技術である「パスロジック方式」による多要素認証を取り入れることなどで、安全性を極限まで高めていると説明。クリプタンを導入することで、企業を情報漏えいによる損失から守るとともに、面倒な情報漏えい回避策の実行から社員を解放し、業務効率と生産性の向上にも貢献するとしている。

 クリプタンの価格は、法人利用の場合で、暗号化は1ユーザーあたり月額417円(税込)から。復号は無料。個人利用(個人事業主の商用利用を含む)の場合は、暗号化も復号も無料。ソフトの動作環境は、クリプタンがWindows 11/10。4LoginアプリがAndroid 6.0以上またはiOS 12.0.1以上。

 パスロジでは正式サービスインを記念して、4ユーザー×4年ライセンスの「4-4パック」を、2023年4月4日までの期間限定で、1万8000円(税込)で販売する。