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パスロジの認証セキュリティシステム「PassLogic」、Salesforceとの連携検証を完了

SalesforceのMFA必須化に対応

 パスロジ株式会社は17日、パスロジの認証セキュリティシステム「PassLogic」と、Salesforceの連携検証が完了したと発表した。

 PassLogicは、ユーザーIDの効率的かつ安全な運用を支援する認証プラットフォーム。事前にMFAを実施したうえで、各種業務システムへのシングルサインオン(SSO)が可能なため、ログイン作業の手間を減らしつつ、サイバー攻撃による不正ログインから各業務システムを保護できるという。

 一方、クラウド型CRMとして多くのユーザーに利用されているSalesforceは、セキュリティを強化するため、ユーザーID/パスワードによるログインから、複数の認証要素を組み合わせたMFA(多要素認証)への移行を2022年2月までに実施するよう、ユーザーにアナウンスしている。

 今回、両製品の連携検証が完了してことで、PassLogicを利用してSalesforceへ安全にログインすることが可能になった。なお企業は、SaaS型の「PassLogic クラウド版」と、企業が保有するサーバーにインストールして利用するオンプレミス版の「PassLogic パッケージ版」を選択して利用できるとのこと。また、いずれの場合でも、トークンレス、ハードウェアトークン、ソフトウェアトークン、クライアント証明書(PKI)などの認証方式から好きな方式を選べるとしている。