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キンドリル、AWS利用企業の運用を支援する「クラウド支援サービス ブロンズ」を提供

 キンドリルジャパン株式会社(以下、キンドリル)は14日、Amazon Web Services(AWS)環境の利用企業向けに、「クラウド支援サービス ブロンズ」(以下、ブロンズサービス)を提供開始すると発表した。

 キンドリルの米本社であるKyndrylでは、AWSをはじめとするハイパースケーラーとのグローバルな戦略的パートナーシップを次々と発表しているが、これに伴い、マルチクラウド分野に特化した専任の営業部とサービスデリバリー要員を新たに設置。サービス提供の第1弾として、「ブロンズサービス」を用意した。

 このサービスでは、ケース代行起票や問い合わせ対応のための窓口を開設し、この窓口経由で、AWSやITインフラに関する豊富な知見を蓄積したナレッジベースを活用して、日本語によるサービスを提供するとした。

 なお、このナレッジベースには、長期にわたり、国内の顧客企業の複雑かつミッションクリティカルなITインフラを設計・構築・管理・モダナイズしてきた経験や、企業のハイブリッドクラウド/マルチクラウドを支援してきた知見・スキルを蓄積しているとのことで、これらを活用して迅速な回答を行い、ハイブリッドクラウド/マルチクラウドへのスムーズな移行や、顧客企業のシステム品質の高度化を支援するとしている。

 価格は個別見積もりだが、参考料金は月額10万円(税別)から。

 また同社では、「ブロンズサービス」の提供を皮切りに、シンプルかつ低額なサービスから、クラウド環境の運用支援やアドバイザリー支援といった高度なサービスまでを、顧客企業のニーズにあわせて追加していく予定。既存の「キンドリルマルチクラウド運用支援サービス」との組み合わせや、他のクラウド環境向けサービスの提供なども順次行う計画だ。