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三井情報、ServiceNow ITSMの利用環境を500万円で構築する「easy500」プラン

 三井情報株式会社(以下、MKI)は10日、クラウド型ITサービスマネジメントソリューション「ServiceNow IT Service Management(ITSM)」を短期間で導入するサービス「easy500」を発表した。価格は500万円で、ライセンス費用が別途必要となる。

 easy500は、導入機能を体系化することにより、要件定義や導入にかかるスケジュールと費用を抑えてServiceNow ITSMを導入できるサービスプラン。2021年3月にMKIが販売開始したServiceNow向け「MKI業務ワークフローテンプレート」に含まれる機能の中でも、特に顧客からの要望が多い3つの機能を、それらを動作させるServiceNow基盤とともに、最短2カ月で導入できるようにする。

 1つ目のインシデント管理(社内問い合わせ管理)は、共通のポータルページで社内のさまざまな部門に対する問い合わせ、および対応状況の確認を行えるようにする機能。さらに、対応者アサインの自動化とサービスレベル分析が容易になるとした。

 2つ目のナレッジ管理(社内ナレッジ共有)では、従業員からひんぱんに問い合わせがある内容を、共通のポータルページ上でナレッジとして公開する。これにより、問い合わせ前に従業員自身での解決が促進されるため、社内の問い合わせ件数削減が期待できるとのこと。

 最後のリクエスト管理(社内申請)は、社内申請・承認を社内外のどこからでも可能にする機能で、あわせて、ペーパーレスも実現できるという。あわせて、三井情報が提供する独自の汎用ワークフローを用いることで、導入にかかる時間・コストの削減を可能にするとした。

easy500で提供する機能の利用イメージ