ニュース

キヤノンMJ、映像データの手軽な活用を支援する「クラウド録画サービス」を提供

防犯カメラ、ウェアラブルカメラをそれぞれ含む2パッケージを用意

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、中小オフィス向けDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービス「HOMEセレクトシリーズ」において、映像データの活用を支援する「クラウド録画サービス」を、3月中旬より提供開始すると発表した。

 「クラウド録画サービス」は、PCやスマートフォンからいつでも映像の再生や共有を行える、クラウド型の録画サービス。簡単に利用できるのみならず、契約からサポートまでをワンストップで対応するため、専任の担当者がいない中小企業でも容易に利用可能という。

 具体的なサービスとしては、コンセントにさすだけで防犯カメラの利用が可能な、据え置き型の「クラウド録画サービス かんたんパック」と、LTE回線を通じ映像と音声で現場と拠点をつなぎ、遠隔から作業支援が可能な携行型「クラウド録画サービス ウェアラブルカメラモデル」をラインアップした。

 このうち「クラウド録画サービス かんたんパック」は、防犯カメラと専用LTEルータをコンセントにさすだけで容易に利用開始でき、防犯カメラとルータ間はWi-Fi接続、ルータからはLTE通信(SIM内蔵)となるため、工事レス・有線回線レス・録画装置レスで導入できるとのこと。

 パッケージには、防犯カメラ2台と専用LTEルータ、専用SIM、クラウド録画30日プランが含まれ、月額利用料金(以下、価格はすべて税別)は8800円。別途、初期費用(オープン価格)が必要になる。また、12カ月の最低利用期間が設定された。

 一方の「クラウド録画サービス ウェアラブルカメラモデル」は、クラウド録画型ウェアラブルカメラ「Safie Pocket2」を利用したプラン。同カメラに8時間稼働可能なバッテリ、LTEルータが内蔵されており、身につけてすぐに利用できるという。

 なお、Safie Pocket2はIP67防塵・防水設計となっており、屋外や悪天候の現場でも利用可能。LEDライトも内蔵するため、光量の足りない状況でも撮影できるとしている。

 パッケージにはSafie Pocket2とその付属品、クラウド録画30日プランが含まれ、通常ブランでは、初期費用が1万5000円、月額利用料金が2万5455円。このほか、24カ月の最低利用期間が設定された長期プランも用意されており、そちらは月額1万5455円、初期費用なしで利用できる。

クラウド録画サービス イメージ