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キヤノンMJ、5年のサイバー保険が付帯した中小オフィス向けネットワークセキュリティサービス

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、中小オフィス向けIT支援サービス「HOME」において、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(以下、損保ジャパン日本興亜)の「サイバー保険」を自動付帯したネットワークセキュリティサービス「HOME type-U2サイバー保険付き5年パック」を、7月3日より提供開始する。価格は76万8000円(税別)。

 HOMEは、キヤノンMJが中小オフィスに向けて提供しているIT支援サービス。セキュリティ、ビジネスチャット、クラウドストレージ、独自ドメイン型メールホスティング、Office 365導入支援サービスなどのITサービスを導入でき、各サービスの設定から運用までをサポートするため、IT管理者が不在の場合でも利用しやすいという。

 今回発表されたサービスでは、UTM装置にあたるHOME-UNITでサイバー攻撃を防御することに加え、万一サイバー攻撃により業務妨害や情報漏えいなどの被害を受けた場合、保険によって損害賠償金やデータ復旧費用などを支払う。補償額は年間100万円まで。

 また、インシデント時の専門業者を紹介する「緊急時サポート総合サービス」が保険に付帯されており、専任のIT管理者を置くことが難しい中小オフィスにおいても、迅速に問題解決が図れるとした。

 なおキヤノンMJは、既存の販売網に加え損保ジャパン日本興亜の取引先などに拡販する考え。HOMEを中核に、中小オフィス向けビジネスソリューションを強化し、2020年までに累計7万社の契約を目指すとしている。