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キヤノンMJ、営業DXを支援する「見積書作成効率化パック」と現場向けの「最新図面かんたん共有パック」を提供
2025年5月12日 10:00
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は8日、中小企業向けDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービス「HOMEセレクトシリーズ ソリューションパック」のラインアップに、営業DXソリューションを追加すると発表した。今回は第1弾として「見積書作成効率化パック」を提供開始する。また同時に、現場DXソリューションに「最新図面かんたん共有パック」を追加している。
「見積書作成効率化パック」は、見積書の作成をクラウド上で行える環境を提供し、営業の見積もり作成と上長の承認作業の手間を効率化するソリューション。見積書作成Webシステム「Sales Quote Assistant」を用いて、見積書の作成・承認・発行を一元管理できるほか、全社での共有にも対応するため、営業活動の効率化や顧客対応スピードの向上を実現するという。
また、見積書フォーマットや計算式は自由に設計できるので、企業ごとにテンプレートを設定し、最適な形式で効率よく見積書を作成可能。導入支援と保守サービスも合わせて提供し、スムーズな導入と運用を支援する。加えて、複合機のスキャン機能を利用した名刺からの顧客情報登録も可能で、手入力による作業負荷を軽減するとした。
一方、現場DXソリューションに追加される「最新図面かんたん共有パック」は、ドキュメント閲覧・共有アプリ「CheX(チェクロス)」において、図面をクラウド上で一元管理できるサービス。タブレットやモバイルデバイス管理ツールと合わせて提供する。
これにより現場リーダーは、最新の図面をクラウド上にアップするだけで、現場関係者全員へ共有できるようになる。また作業者は、紙の図面に記載したQRコードを読み取ることで、最新図面かどうかを確認できるため、現場リーダーへの版確認の問い合わせを削減し、古い版のまま作業工程が進むトラブルを防止できるとのこと。
さらに現場では、タブレットから図面への書き込みが可能で、現場で集めた情報を迅速にほかの作業者や現場リーダーと共有できる。
なおこのパックでは、導入支援から保守サービスまでワンストップで提供し、スムーズな活用をサポートするとした。
また建設業向けには、建設現場での図面の活用方法に応じた導入支援を行う「建設業向け 最新図面かんたん共有パック」を提供するとのことだ。