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リコー、電子黒板の教育現場向けモデル「RICOH Interactive Whiteboard A6500-Edu」を販売

 株式会社リコーは2日、電子黒板「RICOH Interactive Whiteboard(以下、RICOH IWB)」の教育現場向けモデル「RICOH Interactive Whiteboard A6500-Edu」を、3月15日に発売すると発表した。価格はオープン。

 新製品は、65インチで4K(3840×2160)対応の高精細なディスプレイで、地図や映像などのコンテンツを細部まで表示が可能。広い視野角のほか、蛍光灯の映り込み防止、ブルーライトカットモードなどを搭載する。

「RICOH Interactive Whiteboard A6500-Edu」利用イメージ

 USB Type-C接続に対応し、映像信号、タッチ操作、電源ケーブルを一本化。スマートな機器接続で、準備の時間を短縮できる。操作パネル、機器接続インターフェイスは前面に配置し、背面に回ることなく、スムーズに利用準備・機器操作が行える。

 ホワイトボードアプリケーションと2本のタッチペンが標準搭載されているため、電子黒板としてシンプルに利用が可能。投影画面にダイレクトに筆記可能なアノテーション(描画機能)モードを搭載し、PC画面や電子教科書、画像や動画など、さまざまな教材を電子黒板上に集約し、その上から板書が行える。

 また、1人1台端末時代に対応する機能として、児童・生徒のPC/タブレットから無線投影できる機能を標準搭載。最大9つの分割表示が可能、グループワークを比較するなど、双方向性のある授業を実現できる。

 本体にはブラウザーを標準搭載しているため、Web閲覧やクラウドサービスとの連携も可能。タイマー、投票箱、画面録画、計算機、イベントカレンダーといったコンポーネントも備え、授業をサポートする。任意のアプリケーションも追加可能なため、Web会議システムによるリモート授業や、各種学習支援アプリケーションの使用にも対応する。