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MOTEX、親会社KCCSのセキュリティ事業を統合 総合セキュリティ企業として事業を展開

 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)と、同社の100%子会社であるエムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は22日、KCCSのセキュリティ事業をMOTEXに統合すると発表した。統合は4月1日付けで行われる。

 1990年に創業されたMOTEXは、統合エンドポイント管理製品「LANSCOPE」を中心に、IT資産管理・エンドポイントセキュリティ分野の製品開・販売を行っている。一方のKCCSでは、1999年から中堅~大手企業のセキュリティ対策を支援しており、中でも脆弱性診断サービスにおいては1万システム以上の診断実績を持つ。また、こうした経験をコンサルティングや運用監視サービスに生かし、セキュリティソリューション「SecureOWL」を展開している。

 今回、MOTEXにKCCSのセキュリティ事業を統合することで、MOTEXはセキュリティ戦略立案の支援から、サービス・ソリューションの提案・導入・運用、インシデント対応、教育まで、総合的かつ網羅的にカバーするセキュリティ企業になるとのこと。

 具体的には、エンドポイントを中心としたプロダクト事業と、セキュリティに関する幅広いコンサルティング、診断サービス等のプロフェッショナルサービス、セキュリティインテグレーション運用を支援するマネージドサービスなどを提供可能になるとしている。