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NTT-AT、ネットワーク可視化ソフト「NetworkBrain」を用いたトラブルシューティング自動化ソリューションを提供

情報工房のネットワーク監視製品「NetCrunch」と連携

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は15日、自社のネットワーク可視化/自動化製品「NetworkBrain」と、株式会社情報工房のネットワーク監視製品「NetCrunch」を連携させた、ネットワークトラブルシューティング自動化ソリューションとして提供開始すると発表した。

 NetworkBrainは、ネットワークマップを自動的に作成するとともに、そのマップ上にて、ドキュメンテーションやトラブルシューティング、設定変更の自動化などを行えるソフトウェア。ルーティングの可視化、デバイスの負荷状況やステータスのライブモニタリング、CLIコマンドをマップ上に反映する自動化ツールといった機能を標準装備しているという。

 一方のNetCrunchは、Windowsサーバー上で動作するエージェントレス型のネットワーク監視ソフトウェア。グラフィカルで分かりやすいインターフェイスを特徴としており、直感的な操作で監視設定を行えるとのこと。

 今回の連携ソリューションでは、NetCrunchによる障害検知をトリガーとして、異常が発生しているネットワークのマップ作成、ログ等の情報取得、影響範囲の可視化、CLIコマンドベースのネットワーク正常性確認といったトラブルシューティングを、NetworkBrainが自動的に実行する。

 また、Microsoft TeamsやSlackなどのチャットツールに向けて、異常が発生したデバイスの情報とともに、NetworkBrainによるトラブルシューティング実行済みのマップURLを通知することも可能だ。

 NTT-ATでは、これらの機能により、トラブル発生直後のネットワーク状態を確認でき、原因特定までの時間が短縮されるため、さらなるネットワーク運用/管理の効率化が可能になると説明している。