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NTT-AT、ネットワーク可視化/自動化製品「NetworkBrain」新バージョンを提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は、ネットワーク可視化/自動化&マップベースマネジメント「NetworkBrain」の新バージョン(Ver.8.0)を、11月1日に提供開始する。

 NetworkBrainは、動的に生成するネットワークマップをユーザーインターフェイスとして、ITワークフロー全体のタスクを自動化し、Cisco ACIを始めとするSDNが混在するハイブリッド環境における可視化をネットワークチームに提供する、米NetworkBrainが開発したネットワーク自動化製品。

 新バージョンのNetworkBrain Ver.8.0では、ネットワークの可視化機能を強化。ネットワークマップに、トラブルシューティングの際に必要なライブデータ/過去データを素早く表示し、次のアクションをユーザに提示する。また、VXLAN、オーバーレイ/アンダーレイといった高度なネットワークの可視化や、ルーティング可視化アルゴリズムの改善など、最新のネットワークに対応する。

 また、AIを利用して取得情報のベースラインを作成し、エンジニアに実用的な洞察を提供する機能を追加。AIを利用するGolden Baselineは、デバイスごとに最大1万2000個のデータポイントを検出、記録、分析し、ネットワークの標準状態のスナップショットを取得する。この機能は、デバイスのCPU使用率、インターフェイスエラー、セキュリティを考慮したコンフィグレーションなど、「正常時」のネットワークの主要な特性を定義し、異常状態との差分を発見する。

 Cisco ACIサポートについても拡張し、マルチポッド環境のサポートや、コントラクトを計算にいれたパス解析など、ACI運用上の課題に対してのソリューションを提供する。