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富士フイルムビジネスイノベーション、複合機/プリンター「Apeos」の高速A4新モデル4機種を発売
2022年2月8日 14:44
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は8日、複合機/プリンター「Apeos」シリーズの新製品として、A4フラッグシップモデルとなるデジタルカラー複合機「Apeos C5240」と、デジタルモノクロ複合機「Apeos 6340」、A4カラープリンター「ApeosPrint C5240」、A4モノクロプリンター「ApeosPrint 6340」の4機種を、2月10日から発売すると発表した。
新製品は、コンパクトサイズのA4機で、カラープリント速度毎分52枚(Apeos C5240/ApeosPrint C5240の場合)、モノクロプリント速度毎分63枚(Apeos C6340/ApeosPrint C6340の場合)の出力が行え、給紙・後処理オプションにより多様な出力に対応する。
また、NFC機能を標準搭載し、操作パネルに触れることなく、モバイル端末を操作パネルにかざすだけで出力できるタッチプリントに対応。NFC機能がないモバイル端末でも出力できるよう、簡単にWi-Fi接続が行える専用アプリケーションを新たに提供する。
さらに、オプションの無線キットを増設することで、有線ネットワークを配線できない環境にも対応が可能。設置場所の自由度が向上し、ミーティングスペースや共有エリアでの出力など、さまざまなシーンで利用できる。
A4複合機モデル(Apeos C5240/Apeos 6340)では、原稿100枚まで積載可能な自動両面原稿送り装置を標準搭載するとともに、クラウド連携を強化。クラウド連携では、Microsoftが提供する「ユニバーサル プリント」に対応し、どこからでもセキュアな環境での印刷が可能になる。
A4サイズの複合機やプリンターは機器本体が小さいことから、店舗窓口や薬局・病院受付などでの利用を想定し、薬袋や耐水紙などの特定用紙へのプリントにも対応する。オプションの用紙トレイを4段増設すると、標準トレイと手差しトレイを合わせて最大6種類注記6の異なる用紙を同時にセットできる。用紙の補給が必要な際には、トレイ別にLEDライトと音色で通知するため、どのトレイで用紙切れとなったのかが一目で分かる。
また、省スペースタイプの4段の排出トレイを増設することで、例えば部署・個人・ジョブごとに排出先を切り替えることができ、ワークグループごとに利用することも可能になる。さらに、複合機の7インチのカラー操作パネルには、富士フイルム独自の抗菌技術「Hydro Ag+」を使用した抗菌フィルムを標準装備し、ハードボタンには抗菌樹脂を使用している。
製品の価格(税別)は、Apeos C5240が97万円、Apeos 6340が85万6000円、ApeosPrint C5240が25万8000円、ApeosPrint 6340が19万7000円。