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富士フイルムビジネスイノベーション、最大75枚/分のA3モノクロ複合機「Apeos 7580/6580/5580」を発表
2022年11月28日 06:00
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は24日、デジタル複合機「Apeos」シリーズの新製品として、最大75枚/分の高速出力に対応し、セキュリティ機能を強化したA3モノクロ複合機「Apeos 7580/6580/5580」を12月16日に発売すると発表した。
Apeos 7580/6580/5580は、官公庁や金融機関、教育機関など、主に紙での書類保管・管理を必要とする企業・団体向けに、最大75枚/分のコピー・プリント速度や、1パス両面自動読み取りによる毎分270ページのスキャン速度に加え、針なしステープル機能やZ折り・三つ折りなどの後処理工程にも対応した複合機。
また、より堅牢なセキュリティ機能を提供するために、ネットワーク接続の安全対策や機器に蓄積されているデータの情報漏えい防止対策をさらに強化。米国セキュリティ対応基準「NIST SP800-171」への準拠や、無線LANでは「WPA3」への対応、セキュリティチップ「TPM（Trusted Platform Module）2.0」の採用、プリンター起動時のプログラム診断機能の強化などを行った。
また、Apeos 7580/6580/5580は、従来機と比較してエネルギー消費効率を向上しており、国際エネルギースタープログラム Ver3.0とグリーン購入法に適合する。加えて、センサーが利用者の有無を検知し、自動的にスリープモードを解除するSmart WelcomEyesを搭載し、機器使用時の環境負荷低減に貢献する。
出力の後処理工程においては、金属針の廃棄物削減と安全性を向上するために、独自開発の針なしステープル対応フィニッシャーをラインアップに追加した。針なしで最大10枚までの文書を、1カ所または2カ所とじられる。他にも、100枚までのステープルに対応したフィニッシャーや、Z折りや三つ折りに対応した紙折りユニットなどの機能を使用することで、多彩な後処理工程を実現する。
製品ラインアップと価格（税別）は、コピー・プリント機能搭載モデルで、A4ヨコ出力速度が毎分75枚の「Apeos 7580（Model-P）」が370万1000円、毎分65枚の「Apeos 6580（Model-P）」が322万3000円、毎分55枚の「Apeos 5580（Model-P）」が275万5000円。コピー・プリント・スキャン機能搭載モデルで、毎分75枚の「Apeos 7580（Model-PS）」が381万5000円、毎分65枚の「Apeos 6580（Model-PS）」が333万7000円、毎分55枚の「Apeos 5580（Model-PS）」が286万9000円。