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GRCS、グローバル企業向けのシステムモニタリング/オペレーション支援サービスを提供

 株式会社GRCSは26日、事業をグローバルに展開する企業のガバナンス体制をサポートし、システムに起因する業務リスクの低減に寄与する「グローバルシステムモニタリング・オペレーション支援サービス」を提供開始すると発表した。

 昨今では、国境を超えたシステムの共同利用が拡大しているものの、システムのサービス管理をグローバルで標準化するためには、24時間365日稼働、かつ日本語と英語での対応が可能なサポート体制の構築が急務になっているという。

 今回提供開始する「グローバルシステムモニタリング・オペレーション支援サービス」は、こうした課題に対処するためのサービスで、日英バイリンガル要員による24時間365日体制での支援を提供。システムをグローバル基準でサポート/運用する技術と経験を生かして、稼働に伴うシステム間インターフェイスの円滑な動作の確保や、問題発生時における迅速な対応を支援するとした。

 また、リスク管理領域におけるGRCSのノウハウを活用し、システムのリスクに応じた運用ルールを策定することにより、リスクの低減を図るとのこと。

 具体的なサービスとしては、24時間365日のシステムモニタリングサポート体制を提供するほか、システム部門からの問い合わせ対応(英語・日本語)、システム運用マニュアルの策定、定期的なメンテナンス対応、SLAに基づく運用報告、日々発生する依頼対応業務などを行う。

 なお新サービスは、大手企業にて、リスク管理の一環となるコンプライアンスシステムのモニタリング支援として先行導入されており、規制やコンプライアンス要件の厳しい金融業界にて実績を上げているとのこと。GRCSでは、こうしたノウハウをもとに、グローバルで利用される他システムへ支援対応領域を拡大するとともに、サービス提供拠点を拡張することで、事業をグローバルに展開する企業を支援していくとしている。