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GRCS、クラウドサービスのリスク審査代行サービスを提供

クラウドサービス利用時のリスク最小化やコンプライアンス順守を支援

 株式会社GRCSは11日、クラウドサービスにおけるリスクを評価する「クラウドサービスリスク審査支援」を提供開始すると発表した。

 企業において、IT部門に対して事業部門等から新規クラウドサービスの利用許可依頼があった場合、そのサービスに関する情報収集と、それに基づく可否判断などを企業内部で行うには、多大な時間と工数がかかってしまうという。

 今回発表された「クラウドサービスリスク審査支援」サービスは、こうしたクラウドサービス利用申請があった際に、GRCSがそのサービスの評価を代行するもの。第三者機関による評価情報を基に、セキュリティ対策状況、サービスの可用性、コンプライアンスの順守状況などから、総合的に安全性を確認してリスクレポートを作成・提供してくれるため、評価にかかる負担を軽減するとともに、迅速な意思決定に寄与するとした。

 なおレポートでは、対象のサービス概要や、調査結果から総合的に判断したサービスのリスク点数、サービスに関するプライバシーとデータ保存場所に関する評価、コンプライアンスとデータセンター認定の対応状況、災害復旧と事業継続に関する対応状況、法律とプライバシーに関する状況など、さまざまな項目について情報を確認し、整理して報告してくれるとのことだ。