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GRCS、ミドル・シニア層を対象としたIT領域未経験者の育成・研修プログラムを提供

 株式会社GRCSは18日、ミドル・シニア層を対象とした企業向けIT研修プログラム「GRCS Academy」の提供を開始した。プログラムは、社会や環境の変化に適応した人材育成やセカンドキャリア開発を支援し、企業や組織における人材活躍促進の実現に寄与するとしている。

 GRCSでは、これまで約10年にわたりシニア層を採用し、IT技術を活用したG・R・C・S(ガバナンス・リスク管理・コンプライアンス・セキュリティ)領域という異業種への挑戦と、セカンドキャリア構築を支援してきた。そのノウハウを生かし、ミドル・シニア層を対象とした、IT領域未経験者の育成・研修プログラム「GRCS Academy」の提供を開始する。

 サービスでは、組織や労働市場の人材ニーズを把握し、課題解決となる研修プログラムやカリキュラムを、要望に合わせて構成した研修を実施する。

 研修内容は、主にリソース不足が顕著な、IT領域における専門知識や技能の習得を目的として、研修対象者の定量的評価の一環として市場価値を研修前後で測定し、効果を可視化する。これにより、個々の人材のスキルアップによるセカンドキャリア開発を支援するとともに、組織の需給に応じた適材適所な人材配置や、流動性向上につながる人事施策における課題解決を支援する。

 また、研修後にはGRCSの人材供給網を活用し、慢性的に人材不足となっている企業や組織とのマッチングを実施することで、セカンドキャリアにおける就業支援も展開する。