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NTTビジネスソリューションズとシンプレクスが協業、在宅コンタクトセンター向けのセキュリティ強化ソリューションを提供

 NTTビジネスソリューションズ株式会社は27日、シンプレクス株式会社との協業に基づき、自社のクラウド型コンタクトセンタープラットフォーム「ONE CONTACT Network」と、シンプレクスグループのAI技術を活用したリモートワークソリューション「Deep Percept for remote work」の連携サービスを提供開始すると発表した。

 ONE CONTACT Networkは、AVAYA基盤を活用したクラウド環境をベースに、在宅、デジタルシフト、ロケーションフリーを実現するコンタクトセンターサービス。一方のDeep Percept for remote workは、AIを活用した独自のモーション分析技術により、従業員のプライバシーを保護しながらも不正を検知し、安全なリモートワーク環境を実現するソリューションである。

 今回の製品連携では、Deep Percept for remote workのAI技術により、ONE CONTACT Networkを利用する在宅オペレーターのプライバシーを保護しながらも不正を検知し、情報漏えいを防止できるようにする。

 具体的には、PCのWebカメラを利用して、スマートフォンによるPC画面の盗撮や、第三者によるのぞき見、なりすましを検知する機能を提供する。不正検知時には、Webカメラの画像に加えて、当該PCに表示されていた画面のスクリーンショットを記録できるため、どの情報が漏えいする可能性があるかを特定できるという。

 また、従業員本人がPC端末前から不在になった際に、画面を制御する「離席検知機能」や、拠点でPCを利用する際は検知対象を盗撮検知のみにするなど、目的・用途に応じた不正検知設定を柔軟に行えるとのこと。

 さらに、マルチテナント方式でサービスを提供するため、最短2週間での短期導入を可能にしている。