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ラック、金融機関の犯罪対策をサポートする「金融犯罪対策コンサルティング」を提供

 株式会社ラックは11日、金融機関や決済サービス事業者に向けて、顧客保護の観点によるリスク評価や課題改善に向けたサポートを行う「金融犯罪対策コンサルティング」サービスを提供開始した。

 金融犯罪対策コンサルティングは、ラックが培ってきたサイバーセキュリティの技術やノウハウと、多くの金融機関や捜査機関とともに犯罪対策を行ってきたコンサルタントの知見を融合し、ユーザー認証の高度化やフィッシング、なりすまし防止など、金融犯罪対策に悩む企業に最適解を提案し、課題解決までサポートする。

 金融犯罪対策の第三者評価として、インターネットバンキングやスマートフォンの決済アプリなど、顧客が提供しているデジタル金融サービスに関してヒアリングを行い、現状を把握した上で、顧客保護の観点によるセキュリティ評価を実施する。評価の際は、ラック独自の評価軸を用いて網羅的なリスク分析を行い、最適な対策や改善案を提言する。

 また、フィッシングやなりすまし被害、インターネットバンキングやスマートフォン決済の不正利用など、金融犯罪の手口に応じた対策も提案する。金融機関・サイバー犯罪対策組織との連携を通じて、最新の犯罪手口に関する情報を収集し、サービス提供事業者にとって適切な対策案を提供する。

 さらに、企業との定期的な面談・打ち合わせを通じて、金融犯罪対策に関する各種相談に対応する。サービス利用者の認証プロセスや、外部サービスとの連携リスク、不正取引に対する分析・検知・対応の仕組みなど、デジタル金融サービスに関して抱える個別の悩みを解決していく。適切なセキュリティ施策の導入を実現するため、専門性の高いコンサルタントが相談に対応する。