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クラウド型ワークフロー「楽々WorkflowIIクラウドサービス」、利用環境を丸ごと契約できる大規模向け「環境契約サービス」を提供

 住友電工情報システム株式会社は22日、クラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowIIクラウドサービス」において、「環境契約サービス」を提供開始したと発表した。価格は個別見積もり。

 楽々WorkflowIIクラウドサービスは、稟議(りんぎ)書や旅費精算・経費精算などの申請・承認業務の業務効率化や、意思決定のスピードアップを実現する業務改革ツール。クラウドサービスとして提供されるので、初期投資やインストール・メンテナンス作業が不要となっており、月額利用料のみですぐに利用できる。

 ただし、従来のサービスではユーザー単位の課金体系を採用していたため、大企業などで多数のユーザーが利用する場合は利、用料が高額になっていたという。また、ワークフローの適用範囲が広がってくると、関係会社も含め、複数の会社組織をまたがったワークフローの設定や権限の設定を行いたいというニーズが出ているとのこと。

 そこで今回は、楽々WorkflowIIの環境を丸ごと契約できる「環境契約サービス」をメニューに追加した。環境契約ではワークフロー環境を契約企業・グループで占有できるほか、課金も環境契約ごととなり、ユーザー数に応じた課金は行われない。さらに、管理できる組織数(会社数)に制約がないため、複数会社にまたがるような組織でのワークフロー利用や、会社全体の大規模なワークフロー利用にも対応できる。

 加えて、人事情報の事前登録や、文書のエクスポート/インポートといった機能も利用可能だ。