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住友電工情報システム、新しい画面デザインを採用した電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII Ver.8.0」

 住友電工情報システム株式会社は19日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」において、ユーザーインターフェイス(UI)の改善などを実施した新版「同 Ver.8.0」を提供開始したと発表した。

 楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するソフトウェア。

 今回の新版では、自社開発の新UI「smart-gray」を採用し、画面デザインを一新した。これによりトップ画面は、表示するメニュー数を大幅に減らしたシンプルなUIとなり、より簡単にシステムを利用可能になったという。さらに、「申請する」「承認する」「探す」といった使用頻度の高い機能は従来通りワンクリックで遷移できるなど、初めて操作するユーザーでも迷わず利用できる、わかりやすいメニュー画面になったとのこと。

 また、ワークフロー業務の改善を目的にシステムを導入する場合、業務が期待通り運用できているかどうかを定量的に分析する必要がある。これを支援するため、今回は、システム管理者が申請の利用状況を定量的に分析し、改善点の特定を支援できる統計情報可視化機能を搭載した。

 フォルダ別、経路別、アクティビティ別に、文書の回付日数や申請の中止回数、否認回数等の統計をグラフや一覧表示で可視化して確認でき、例えば、ある業務の承認フローにおいて、どのステップで時間がかかったか、当初設定した目標値とどのくらい乖離(かいり)があるのか、といったことを把握できる。

 加えて、ワークフローの全ユーザーに通知する「お知らせ」の内容を、ログイン後のトップ画面に掲載可能になった。タイトル、掲載内容はもちろんのこと、掲載開始日・終了日の設定、添付ファイルの指定、重要度なども設定できる。