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「楽々WorkflowII クラウドサービス」がAzure AD認証に対応、Azure上のサービスと同じアカウントで利用可能に

 住友電工情報システム株式会社は16日、クラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowII クラウドサービス(以下、楽々WFCサービス)」をバージョンアップし、サービスを開始した。

 楽々WFCサービスは、稟議書や旅費精算・経費精算など申請・承認業務の業務効率化や意思決定のスピードアップを実現する業務改革ツール。初期投資やインストール・メンテナンス作業が不要で、月額利用料のみですぐに利用できる。

 今回のバージョンアップでは、Microsoftが提供する認証基盤である「Azure AD(Azure Active Directory)」とのSAML認証に対応。すでに社内認証基盤としてAzure ADを利用している顧客であれば、Azure AD認証により楽々WFCサービスを利用できる。さらに、さまざまなAzure AD対応アプリケーションと楽々WFCサービスを、システムの接続先を切り替えるたびにログインを繰り返すことなく、シームレスに利用できる。

 また、楽々WFCサービスのホーム画面にさまざまなワークフロー業務を表示するフォルダツリー内に、任意のURLを設定可能な「リンクフォルダ」を作成できるようになった。これにより、楽々WFCサービスを使って申請書類の作成や申請業務を行いながら、他のウェブシステムの画面を呼び出すことや、楽々WFCサービスのホーム画面をすべての業務のトップメニューとして活用できるようになった。

 フォルダツリー上部の検索ボックスには、目的のフォルダの名称またはその一部を入力して検索でき機能を追加。フォルダの階層が深い場合やフォルダ数が多い場合でも、目的のフォルダに素早く移動できるようになった。

 楽々WFCサービスの価格(税別)は、初期費用が5万円、月額基本料金が1万円、月額利用料金が500円/ユーザー。