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DWSとスカイアーチなど3社、AWSを活用したITシステムの内製化支援をトータルに提供

 デロイト トーマツ ウェブサービス株式会社(以下、DWS)は9日、株式会社スカイアーチネットワークス、および同社の子会社である株式会社スカイアーチHRソリューションズと協業開始すると発表した。3社は顧客企業に対し、共同で、Amazon Web Services(AWS)を活用したITシステム開発の内製化を図れるように支援するという。

 企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて業務プロセスの効率化・高度化や新規事業創出を行うためには、クラウドサービスは大きな武器となる。しかし、企業がこうした変革を進めようとしても、クラウド活用のポテンシャルを理解して必要なシステム開発を主導できるIT人材は、どの企業にも不足しているのが現状だ。

 また、こうした中で企業の外部ITベンダーへの依存傾向が強まると、ビジネスとそれを支えるITシステムとのミスマッチ・連携不足などが生じやすく、DX推進の足かせになりかねない。このため、企業が外部ベンダー依存に陥ることなく、自ら技術力や開発体制を備えて、ITシステム開発の内製化を進めることが求められているという。

 そこで今回、3社では、それぞれの強みや専門性をあわせ、企業のITシステム開発の内製化を可能にするための基盤づくりをワンストップで支援するとした。

 具体的には、まず、AWS認定パートナーであるDWSが、顧客企業の社内チームと協働して、戦略構想、仮説検証から、アジャイル開発の手法を用いたITシステムやアプリケーション開発まで、すべての開発工程を内製化できる組織基盤づくりを、企業を伴走しながら支援する。

 またスカイアーチHRソリューションズは、同社が強みとする技術者人材市場とのネットワークを活用し、クライアント企業の内製化ニーズに応えられる、AWSエンジニアを含むクラウド人材、IT人材の採用活動や教育活動を支援する。

 さらにスカイアーチネットワークスが、クラウド環境における、インフラ設計、運用、障害対応、セキュリティ対策、バックアップ対策など、開発されたITシステムやアプリケーションの運用と保守・管理全般に関する支援を提供するとしている。