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パーソルP&T、CyberArkの特権ID管理ツールを対象とした導入・運用支援サービスを提供

 パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(以下、パーソルP&T)は15日、イスラエルCyberArk Softwareの日本法人CyberArk Software株式会社(以下、CyberArk)と、アジア太平洋地域で初となるCyberArkソリューションの導入サブコントラクトパートナー契約を締結したと発表した。これに伴いパーソルP&Tでは、CyberArkソリューションの導入を検討しているエンドユーザーおよびリセラーに対して、導入支援サービスを提供する。

 CyberArkは、1999年にイスラエルで設立されたセキュリティベンダー。特権アカウントセキュリティ(PAS:Privilege Account Security)に強みを持ち、オンプレミス、クラウドおよびハイブリッドインフラ全体の特権アクセスを管理する「Privileged Access Manager」をはじめ、さまざまな製品を提供している。

 しかし、これらCyberArkの製品を導入するには、製品知識はもちろん、セキュリティ・ID管理対象製品・システムなど、広範な知識・技術が必要となるため、専門家の知見が不可欠で、特権ID管理に注目が集まる中でもスムーズに導入が進んでいないといった課題があるとのこと。

 そこでパーソルP&Tでは、今回、CyberArkと連携を強化することで、同社製品に関する情報やノウハウをもとに導入支援サービスを展開し、企業の営業情報や知的財産の保護を実現するという。新サービスでは、CyberArk製品の導入におけるコンサルテーションから実装、導入後の運用支援まで幅広く対応し、企業の課題解決を支援するとした。
 具体的には、クラウド型で特権ID管理環境を導入したい企業向けの「クラウド導入サービス」や、オンプレミス環境へ特権ID管理製品を導入する際に、要件定義から設計・構築・運用までをトータルで支援する「オンプレ構築サービス」、オンライン会議(または訪問)とメールでのQ&Aによって運用を支援する「運用支援サービス」などのメニューを用意している。