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NECファシリティーズ、プロフェッショナル人材が工場施設管理業務の専門的な診断・改善を行うサービス「施設管理マイスター」

 NECファシリティーズ株式会社は24日、工場施設診断や課題の改善提案、業務アドバイスなどを行うプロフェッショナルを全国の事業拠点に配置し、工場施設管理業務の専門的な診断・改善を行うサービス「施設管理マイスター」を発表した。運用管理力の低下やリソース不足に悩む製造業の企業を対象に、12月1日より提供を開始する。

 NECファシリティーズでは、施設管理実務に必要とされる設備知識、公的資格(電気主任技術者、冷凍機械責任者、ファシリティマネジャーなど5種以上)を持ち、同社の体系的な教育の受講、複数専門領域の横断的実務経験、現場改善活動を通じた課題解決能力、顧客対応力などを有するプロフェッショナル人材を「施設管理マイスター」として認定している。

 今回は、この「施設管理マイスター」認定を取得したプロフェッショナルが製造業の企業を支援する、同名のサービスを発表した。同社は全国12カ所の事業拠点に「施設管理マイスター」を各2名以上、順次配置し、域内の顧客に対してサービスを提供していく予定。具体的には、工場施設個別機器から全体システムまでの改善、運用課題の解決、消費エネルギー低減の他、それら施設の管理業務自体の状態診断、改善提案、支援、不足リソース補完といったサービスを展開するとした。

 診断サービスでは、簡易無償診断から、要望に応じた詳細な有償診断までを用意するほか、診断・コンサルティングにとどまらず、その結果からTotal IFMを駆使することによる改善の実施や、管理自体のアウトソーシングに至るまで、一貫したサービス提供が可能とのことだ。