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パナソニック、クラウド型映像コンテンツ制作サービス「KAIROS クラウドサービス」を2022年春提供

 パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社およびパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下、パナソニック)は26日、クラウド型映像コンテンツ制作ソリューション「KAIROS(ケイロス)クラウドサービス」を、2022年春に提供開始すると発表した。

 KAIROS クラウドサービスは、2020年9月発売のライブ映像制作プラットフォーム「KAIROS」をベースとした、クラウド型のサービス。カメラで撮影した映像素材をクラウドに集約し、撮影・制作現場だけでなく、遠隔地のオフィスや自宅からもアクセスできるようにすることで、場所に制約されることなく、リアルタイムな映像の編集・制作・配信を可能にする。

KAIROS クラウドサービス概要図

 クラウド上に映像データを集約させることで、データの一元管理が可能となり、編集・制作・配信までをリアルタイムで行える作業環境により、データ納品までの時間も短縮できると説明。パナソニックが実施した、複数の実証実験による算出では、映像素材の撮影・制作・配信/納品までの業務時間を、約30%削減できるとしている。

 また、ライブ中継時は、直感的操作が可能なソフトウェアGUIにより、多様な演出でクリエイティブな映像制作を容易に行える。

 サービスは、映像制作ワークフロー全体をクラウド型で提供することにより、初期投資を抑え、撮影した映像素材の編集、制作コンテンツのオンラインライブ配信など、制作業務に合わせた最適な組み合わせでの利用が可能。さらに、機能拡張による継続的なアップデートを行うことで、常に最新のサービスを提供し、クリエイティブな映像制作をサポートするとしている。