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リコー、高速デジタルモノクロ複合機「RICOH IM 9000/8000/7000」を発表

 株式会社リコーは23日、環境負荷を低減した高速デジタルモノクロ複合機の新製品「RICOH IM9000/8000/7000」を2021年1月15日に発売すると発表した。

 新製品は、2016年7月に発売された「RICOH MP 9003/7503/6503」の後継機種となる高速デジタルモノクロ複合機。複合機などのデバイスをクラウドプラットフォーム「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES プラットフォーム」を介して各種クラウドサービスと組み合わせ、オフィスワークの自動化・省力化を推進する「RICOH Intelligent WorkCore」に対応する。

RICOH IM 9000(オプションを装着したもの)

 オフィス向けデジタルモノクロ複合機の最上位機種として、RICOH IM 9000の場合で毎分90枚(片面・両面同速)の高速出力や、後処理オプションによる高い生産性を実現。スキャナ機能も強化し、OCR(光学文字認識)処理速度がさらに向上したほか、PDFなど電子データ生成時の生産性を向上した。

 操作部には、10.1インチの大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を採用し、画面境界部との段差をなくしたフルフラットパネルとすることで、端部のアイコンも押しやすくした。そのほか、各種設定画面やアプリケーションのユーザーインターフェイスを改善し、角度が調整できるチルト機構を採用することで、より使いやすい操作部を実現した。複合機本体の導入後も、基本性能を最新の状態にアップデートできる「RICOH Always Current Technology」に対応する。

 Z折りや三つ折り、重ね折りなどさまざまな折り種類に対応した紙折りユニットや、多機能フィニッシャー、大量給紙トレイ、プリントポスト、インサートフィーダーなど、ニーズに合わせたオプションを用意する。

 製品ラインアップと価格(税別)は、連続複写速度(A4ヨコ)毎分90枚の「RICOH IM 9000」が350万円、毎分90枚で大容量給紙に対応する「RICOH IM 9000T」が360万円、毎分80枚の「RICOH IM 8000」が320万円、毎分70枚の「RICOH IM 7000」が275万円。