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まるでリアルイベントのような臨場感ある参加体験を実現――、ブイキューブがバーチャル空間型イベント基盤「Touchcast」を提供

 株式会社ブイキューブは26日、、リアルイベントのような没入感や臨場感のある参加体験を実現するバーチャル空間型イベントプラットフォーム「Touchcast」を提供開始すると発表した。

 「Touchcast」は米Touchcastが開発・提供するバーチャル空間型イベントプラットフォームで、複合現実(Mixed Reality:MR)技術の活用により、リアルイベント会場自体をオンラインに再現したようなオンラインイベントを可能にしている点が特徴。MRを利用したバーチャルセットは複数のプリセットから選べるほか、実際の空間を3Dモデリングすることも可能で、ライティングや花火といった演出など、イベントの目的やブランディングに合わせて、顧客に得て欲しい参加体験を作り込んでいけるという。

 ブイキューブによれば、4日間開催で同時10トラック・最大300以上セッションでの大規模グローバルイベントの開催実績があるとのこと。

 参加者側はアプリインストール不要で視聴でき、主催側や他の参加者との双方向コミュニケーションが可能なため、能動的にイベントに参加可能。コミュニケーションはテキストや投票機能、絵文字によるリアクションなどによって行える。さらに、AIによるプレゼンテーションのリアルタイム翻訳(字幕・吹替)により、グローバルでの参加にも対応できるとしている。

 イベント開催側では、参加者の行動ログの取得が可能なほか、エンゲージメントスコアの可視化にも対応しているので、継続的に実施されるイベント開催のROI向上に向けて、多面的な分析を実施できる。また、マーケティングオートメーションツールとの連携により、リード情報の蓄積も効率的に行えるとした。

 ブイキューブでは、こうした特徴を持つ「Touchcast」に関して、国内独占販売契約を締結。Touchcast同社の技術と、ブイキューブが培ってきたオンラインイベントの配信サポート、運用ノウハウ、スタジオを活用し、利用オンラインイベント開催を支援する考えだ。