ニュース

NTT Com、クラウドストレージ「Box」の管理機能を強化する20機能を提供 運用管理系、ログ管理、自動実行など

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は28日、クラウドストレージサービス「Box」の新オプションとして、クラウド型の管理サービス「Box管理クラウド」を提供開始したと発表した。

 「Box管理クラウド」は、クラウドストレージを基盤としてさまざまな機能提供しているBoxに対して、運用管理系、ログ管理、自動実行、フォルダロック、公開リンクPWの設定通知といった需要の高い機能や、アップロードしたCSVを自動で処理する機能など、計20の機能を提供するもの。

 具体的には、Boxを一括手動と完全自動で扱うために必要なログイン機能「管理クラウドログイン」、Boxフォルダの作成、オプション変更、名称変更、移動、削除、コラボレーション設定などを行う「フォルダ管理」、Boxユーザーの作成・更新・削除、およびBoxログイン時のメールアドレスの変更、セカンダリメールアドレスの登録・削除を行う「ユーザー管理」、Boxグループの作成・更新・削除、およびユーザーのグループ所属情報の登録・変更・削除を行う「グループ管理」などが用意された。

 このほか、Box操作ログ情報を管理クラウド内に保存し、レポートとして閲覧できる「ログ取得と操作レポートによる閲覧」、取り込んでおいたCSV情報をもとに、ユーザーの登録・更新、非アクティブ処理を実行する「タイマー」、ユーザー名・メールアドレス・ステータス・フォルダ構成が管理画面から変更されていた場合、管理クラウド以外から変更があったリストを月に一度メールで管理者に通知する「違反確認(通知)」なども利用できる。

 「Box管理クラウド」の価格は月額1万1000円(税込)。NTT Com経由でBoxを251ID以上契約している場合は、無料で利用可能だ。