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セキュアにBoxを利用できるNTT Comの「Box over VPN」、データ保管先を国内に限定可能に
2019年6月26日 12:29
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は26日、VPN経由でセキュアにクラウドストレージ「Box」を利用できるサービス「Box over VPN」において、データの保管先を日本国内のサーバーに限定することが可能な「Box Zones Japan over VPN」を、6月27日より提供すると発表した。
Box over VPNは、NTT Comの企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One」を用いることにより、インターネットを経由しないセキュアな環境でBoxのクラウドストレージを利用できるサービス。
Boxを提供している米Boxでは、利用するデータセンターを各地域・国から選択可能な「Box Zones」を提供しているが、今回はそのうち、データの保管先を日本国内に指定できる「Box Zones Japan」にBox over VPNが対応した。
これにより、国内でデータを保管する必要が生じるような法律・制度への対応が可能になるほか、より利用場所から近いサーバーを使うことで接続の遅延を抑えたいといったニーズにも対応できるとのこと。
なお、Box over VPNへの接続帯域は、通常は100Mbpsだが、1Gbps帯域拡張オプションを利用すれば、大容量のデータも快適に扱えるとしている。
価格は月額5000円/IDから。別途、Arcstar Universal Oneの契約が必要となる。