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クラスメソッド、IT内製化に向けたSaaS導入コンサルティングを提供

 クラスメソッド株式会社は1日、ユーザー企業によるIT内製化の実現に向けたSaaSの提案、導入、サービス間連携、運用保守を行う「SaaS導入コンサルティング」の提供を開始した。

 SaaS導入コンサルティングでは、ユーザー企業が自らITを活用してデジタル化を推進していける環境作りを目標に、詳細なヒアリングと要件の抽出に基づいて、最適なSaaSを提案する。合わせて、複数のSaaSの組み合わせによるベストプラクティスな設計、環境構築、PoCなど、本番利用開始までのプロセスを、クラスメソッドのエンジニアが実施またはサポートする。

 クラスメソッドは、Auth0、Sumo Logic、Alteryx、トレンドマイクロ、Looker、Zendesk、Snowflakeなど、SaaS提供企業45社以上とパートナーシップを結び、システム開発から運用・セキュリティに至るまで、さまざまな分野においてユーザー企業への導入支援を行ってきたと説明。SaaSの活用により、開発・運用業務の効率向上を図り、ユーザー企業が自らのビジネスのコアバリューにITリソースを注力できる環境作りを支援するとしている。

 クラスメソッドは2023年末までに、SaaS提供企業とのパートナー連携を100社に拡大し、ユーザー企業により適した製品・サービスの提案が行える体制を目指す。

 また、クラスメソッドと東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)が共同出資により2020年7月に設立したネクストモード株式会社も、SaaS活用を提案する「SaaS導入運用支援サービス」を発表している。SaaS導入運用支援サービスは、情報システム部門の業務を効率化するSaaS製品をラインアップし、利用方法や運用についてサポートすることで、新しい働き方を支援する。

 クラスメソッドとネクストモードは、2社の連携によってユーザー企業のIT部門の業務効率向上と、ITスキルの強化・蓄積に貢献していくとしている。