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キヤノンITS、シーレックスと模倣品対策クラウドサービス「C2V Connected」の販売代理店契約を締結

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は25日、模倣品対策に取り組む企業を支援するため、シール・ラベルの印刷加工メーカーのシーレックス株式会社と販売代理店契約を締結したと発表した。これにより、シーレックスはキヤノンITSが提供する正規品判定クラウドサービス「C2V Connected」の販売を開始する。

 C2V Connectedは、スマートフォンを利用して誰もが簡単に正規品判定を行うことができるクラウドサービス。製品に貼られた正規品判定用IDタグ「ConnectedTag」を、消費者が自身のスマートフォンアプリから読み取ることで、正規品を判定できる。また、導入企業が指定する商品名・消費期限などの商品情報や、出荷日・出荷先などの流通情報を登録することで、導入企業は判定情報と流通情報を合わせて確認でき、不正流通抑制としても利用できるようになり、ブランドへの信頼性向上にもつながる。

 シーレックスは、シール・ラベルの印刷加工メーカーとして、多種・多様な印刷加工機を活用し、顧客のニーズに応じた加飾ラベルやセキュリティラベルの製造・販売などを行っている。

 シーレックスでは、ConnectedTagの製造に携わる中で、模倣品対策や多様化するビジネススタイルへの対応について検討を重ねてきた結果、化粧品・日用品や機械部品業界を中心に導入実績を持つC2V Connectedを高く評価し、今回の販売代理店契約の締結に至ったと説明。今後、模倣品被害に困っている顧客の商品に対してC2V Connectedを提案し、IDタグ製造、販売までを行うとしている。