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「SuperStream-NX 統合会計」、連携銀行口座の入金取引明細情報を自動取得可能に

マネーツリーの金融データ基盤「Moneytree LINK」との連携を実現

 スーパーストリーム株式会社は8日、自社の経営基盤ソリューション「SuperStream-NX 統合会計」とマネーツリー株式会社の金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」を連携させ、「SuperStream-NX APIサービス 銀行口座API」として6月上旬より提供開始すると発表した。

 自社口座の取引明細情報をデータで取得するには、各金融機関から提供されているAPIを用いることになるが、金融機関ごとにAPIの仕様が異なるため、取得したデータを会計システムに取り込むには、手作業によって加工するか、取り込み時にデータ形式をそろえるように開発や設定を行う必要があるという。

 今回提供する「SuperStream-NX APIサービス 銀行口座API」は、こうした課題を解決するためのソリューション。Moneytree LINKとSuperStream-NXがデータ連携することで、ユーザーはMoneytree LINKを介して、全国1100以上の金融機関を対象に、入金取引明細情報をシームレスにSuperStream-NXに取り込めるようになる。取り込みにあたっての加工・編集は不要で、取り込んだ入金取引明細情報を利用して、入金一覧画面から入金伝票の起票や、債権との消し込み処理を一気通貫に行えるとのこと。

 また、連携は自動で行われることから、手作業を介したミスの発生を防げる点もメリットとした。

 スーパーストリームでは、今後もこうした金融機関とのデータ連携のニーズが高まると想定しており、公共料金の仕訳連携なども検討していく予定だ。

 「SuperStream-NX APIサービス 銀行口座API」の価格は、1社あたり年額22万円。別途、導入費用が必要となる。