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アステリア、「ASTERIA Warp」と人事労務クラウド「オフィスステーション」を連携させるアダプターを提供

 アステリア株式会社と株式会社エフアンドエムは1日、アステリアの企業データ連携(EAI/ESB)ソフトウェア「ASTERIA Warpシリーズ」において、エフアンドエムの人事労務クラウド「オフィスステーションシリーズ」とさまざまなシステムとのデータ連携を実現するアダプター「オフィスステーションアダプター」を提供開始すると発表した。

 ASTERIA Warpは、異なるコンピュータシステム間でデータを連携できるようにする企業データ連携(EAI/ESB)ソフトウェア。一方、企業のバックオフィス業務のペーパーレス化や効率化に貢献する労務管理クラウドサービスである。

 昨今のコロナ禍におけるテレワーク導入の拡大、また企業でのデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展などにより、オフィスステーションの導入企業は増えているが、既存システムへの従業員情報の登録やメンテナンス、さらにはシステム間で異なるデータ形式の統一などの工数が、新たな業務として発生してしまったとのこと。

 そこで今回、アステリアでは、ASTERIA Warpによるデータ連携を可能とする「オフィスステーションアダプター」を開発し、これらの業務の一元化や自動化を支援するという。

 同アダプターを用いると、オフィスステーションのデータと既存システムのデータを容易に連携させ、さまざまなシステムの一元化と利便性の強化が可能。Excelやその他の人事給与システムなど、企業のバックオフィスに導入された複数のシステムで保有する情報とオフィスステーションとの情報連携を、手間なく効率的に行えるようになるとした。具体的には、従業員情報のインポート/エクスポート、アップデートや、勤怠データのインポート、給与データのインポートなどが可能になる。

 また、ASTERIA Warpは既に100種以上のシステムやクラウドサービスとの連携に対応していることから、他システムとのデータ連携をノーコード、かつ柔軟に実現できる点もメリットとのことだ。