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アステリア、EAI/ESBソフトウェア新版「ASTERIA Warp 1812」 LINEやSlack用のアダプターを提供

 アステリア株式会社(旧称:インフォテリア)は25日、EAI/ESBソフトウェア「ASTERIA Warp」において、新版「同 1812」を販売開始すると発表した。同様に、中小規模向け製品「ASTERIA Warp Core」についても、新版「同 1812」を発売する。

 ASTERIA Warpは、異なるコンピュータシステムのデータをノンプログラミングで連携できるEAI/ESBソフトウェア。メインフレームから、クラウド上のサーバー、あるいは表計算ソフトウェアまで、さまざまなシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを、複雑なプログラミングなしで行える点を特徴としている。

 今回の新版では、まず、「Excelアダプター」において、Excel出力での可変表への書き込み機能を追加した。1つのExcelシートに、異なる可変表を自動配置することもできる。

 また「PDFアダプター」ではPDFファイルの印刷機能が追加され、ASTERIA Warpのフローの中で作成したPDFファイル、社内のサーバーやクラウドのストレージ上にあるPDFファイルなどを、自動的に印刷可能になった。これにより、請求書や納品書などのファイルの自動作成から印刷、メール配信まで、オフィスにおける一連の業務の自動化をASTERIA Warpによって実現できるという。

 新規アダプターとしては、Slack向けやLINEなどを追加。さらに、ユーザーのフロー開発工数の削減や、連携処理の標準化を促進する「フローテンプレート」の追加なども行われた。

 価格は、ASTERIA Warpが480万円から、ASTERIA Warp Coreが月額3万円から。