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S&I、Teamsの全コミュニケーションを自動で記録する「Microsoft Teamsコンプライアンス録音」を提供

 エス・アンド・アイ株式会社(以下、S&I)は25日、ベリントシステムズジャパン株式会社(以下、ベリント)が提供する「Microsoft Teamsコンプライアンス録音」を、金融機関やDX推進を目指す企業を中心に提供を開始した。

 Microsoft Teamsコンプライアンス録音は、監査や記録保持を目的に、Microsoft Teamsを介するすべてのコミュニケーションを自動で録音/録画できるソリューション。Office 365の標準機能での録音/録画は、備忘録や共有を目的にユーザーが手動で録音/録画するのに対し、ソリューションでは会話/チャット/ビデオ/会議など、すべてのコミュニケーションを自動で録音/録画できる。

 すべてのデータは暗号化した状態ストレージに保存するとともに、検索のためのテキスト情報をデータベースに保存し、必要な時に必要な情報を素早く検索できる。記録したデータは、監視・データ分析に活用可能。ダッシュボードは、コンプライアンスに準拠していない会話から何が問題なのかを可視化する。

 さらに、Microsoft Teamsコンプライアンス録音で蓄積するだけでなく、対面やコンタクトセンターを含めた録音/録画データを音声認識し、分析・レポーティングするまでの一連のプロセスの構築も支援する。これにより、あらゆる顧客接点における、会話のコンプライアンスの担保を網羅するだけでなく、顧客の声の分析による新たな知見の発見や商品開発などへの活用も期待できるとしている。

 S&Iでは、金融機関を中心に多く持つVERINT製品の導入実績と、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud、Microsoft Azureなどのクラウド環境への構築実績で培った経験とノウハウをもとに、顧客のニーズに応じてオンプレミス、クラウドのいずれの環境でも提供するとともに、構築から運用保守までトータルでサポートするとしている。