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S&I、業務の進捗状況などを可視化し“仕事の最適化”を支援する「VERINT Operations Manager」を販売

 エス・アンド・アイ株式会社(以下、S&I)は10日、ベリントシステムズジャパン株式会社(ベリント)の業務可視化ソリューション「VERINT Operations Manager」(以下、Operations Manager)を提供開始すると発表した。

 「Operations Manager」は、紙業務、メール、電話応対、業務システム、PC業務など“複数の手法にまたがる一連の業務”を可視化し、業務全体の最適化と管理を行うソリューション。スキル・かかる時間・タスク量をすべて“時間”に換算し、業務を定量的に可視化できるようにする。

 作業者が「業務開始/終了」を手動で記録するため、紙業務、電話応対業務など、PCを利用する業務以外も所要時間を可視化できる点が特徴。作業者が各自に振られたタスクに作業実績を登録すると、蓄積されたそれらのデータを基に、自動的に業務の進捗状況が可視化される仕組みだ。

 こうして業務を可視化することで、管理者は業務全体の進捗状況を容易に把握できるようになる。また実際の業務に携わる担当者は、自分の業務の進捗状況を、感覚値ではなく、定量的に把握できるようになるという。さらに、特定の人に対する業務集中の抑制や、困っているメンバーのフォローがリアルタイムに可能になる点もメリット。一方で、時間がかかりすぎている業務については改善点が可視化され、適切なフローへの見直しを行えるとした。

 S&Iでは、コロナ禍で増える在宅ワーク環境下での業務に加えて、支店から集めた書類の確認や集計処理などを行う金融機関の事務センター、顧客の業務を請け負うBPOサービスなど、“定型業務でかつ複数人で対応する業務”の可視化、最適化に適していると説明している。