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大手企業向け購買管理システム「HUE Purchase」、Amazonビジネスとのシステム連携機能を7月より提供

 株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ(以下、WAPE)は18日、大手企業向け購買管理システム「HUE Purchase」において、Amazonが提供する法人・個人事業主向けEコマース「Amazonビジネス」とのシステム連携を7月より開始する予定だと発表した。

 HUE Purchaseは、購買業務におけるコスト削減とガバナンス強化を支援する、大企業向け購買管理システム。社内で使う文房具といった備品から宣伝・制作物、役務や工事まで、日本の大手企業に求められる要件をサポートしているほか、Web EDIやパンチアウト連携などの機能も備えているという。

 今回は同システムが、Amazonの法人向けEコマースサイトのAmazonビジネスと連携可能になった。具体的には、Amazonビジネスでの商品選択から購買申請、承認処理、発注、納品、支払いまでの購買フローを、システム連携(パンチアウト連携)によりシームレスに実現できるという。

 これにより、申請者が社内購買ルールにのっとった商品を調べ、費用を立て替え経費申請をするといったオペレーションが不要となる。一方で購買部門にとっても、購入金額や購入先の統制が可能になることから、内部統制強化を図れるとした。

 なお、日々消費される少額間接材のコスト改善は、購買状況の把握や複数サプライヤー交渉など対応コストがかかるため、後回しになる傾向があったというが、WAPEでは、蓄積された購買データベースからの購買分析が可能になるので、6カ月~1年間の購買傾向を確認した上で、業務上必要な間接材の把握、企業購買ポリシーの構築、使用量の多い間接材の抽出などのコスト改善を促せるとアピールしている。