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オプティム、新たな遠隔操作サービス「Optimal Remote IoT」を提供 IoTデバイスや据え置き端末なども操作可能

 株式会社オプティムは18日、IoTデバイスをはじめ、さまざまな端末やデバイスを遠隔操作できるサービス「Optimal Remote IoT」を発表した。

 オプティムはすでに、遠隔サポートシステム「Optimal Remote」により、サポートセンターにおける顧客からの問い合わせ対応や、従業員が利用する業務用端末の操作支援などを支援してきた実績を持つ。

 今回提供開始する「Optimal Remote IoT」は、この利用用途をさらに拡大した遠隔操作サービスで、手元のデバイスのWebブラウザから、あらかじめエージェントを導入したデバイスへの遠隔操作を実現するものだ。クラウドサービスであるため、専用サーバーを準備する必要はなく、遠隔操作者はWebブラウザを利用可能な端末を準備し、遠隔操作対象デバイスにエージェント導入後、アクティベート作業を行うだけで遠隔操作が可能になる。

 これを利用すると、社外から社内PCへの遠隔接続が可能になるので、テレワークやモバイルワークを支援可能。また、小売業で利用されているサイネージや監視カメラ、製造業で利用される産業用ロボットやセンサーなど、さまざまな業界のデバイスを遠隔操作でき、効率的なデバイスの運用・保守を実現するとした。

 さらに、遠隔操作先に作業員が不在の場合でも遠隔操作可能なことから、キオスク端末やPOS機器などの据え置き端末に対しても利用でき、ファイル転送機能によって、遠隔地に設置しているデバイスへのファイル転送も行える。このほかセキュリティ機能としては、2段階認証機能や不正アクセス防止機能、暗号化通信などの機能を提供するとのこと。

 なお、クラウド機器管理サービス「OPTiM IoT」と組み合わせることで、リアルタイムでデバイスの稼働状況を管理可能なことから、適切なタイミングでの遠隔メンテナンスによる予防保全や、機器故障の発見・原因特定・復旧作業を迅速に行えるほか、MDMサービス「Optimal Biz」を併用すると、端末の不正利用や情報漏えいリスクを最小化しながらサービスの利用ができるとしている。