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NTT東日本、企業向け閉域VPNサービス「Managed SD-WAN」で閉域網内からのISP接続サービスを提供

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は4月30日、企業向け閉域VPNサービス「Managed SD-WAN」のオプションサービスとして、閉域網内からISP接続を可能にする「セキュアインターネット接続サービス」を5月31日に提供開始すると発表した。

 Managed SD-WANは、専用VPNルーターとコントローラーにより、全国エリアでの閉域ネットワークの構築および一元管理を実現するサービス。専用VPNルーターとフレッツ光ネクストなどの回線を接続することで自動セットアップ(ゼロタッチプロビジョニング)を行い、簡易に閉域ネットワークの構築が可能。また、コントローラーにおいてアプリケーションごとの経路制御ができ、トラフィックを分散させるインターネットブレークアウトにより快適な通信を実現する。

 新たにオプションとして提供するセキュアインターネット接続サービスは、閉域網内にvUTMによるセキュリティ機能を持ち、ISP接続を可能とするサービス。これまでインターネット接続する際には、本社やデータセンターなどのセンター拠点に集約するか、各拠点から個々に接続する方法しかなかったが、サービスを利用することで、閉域網内からISPを経由して、セキュアにインターネット接続することが可能となる。

 また、顧客の利用形態に合わせて、「ベストエフォートプラン」「バーストプラン」「帯域専有プラン」の確保帯域が異なる3プランを選択できる。

 セキュアインターネット接続サービスの月額料金(税込)は、ベストエフォートタイプが3万800円。バーストタイプの確保帯域10Mbpsが6万6000円、確保帯域30Mbpsが13万2000円、確保帯域100Mbpsが26万4000円。帯域専有タイプの確保帯域1Gbpsが132万円。

「セキュアインターネット接続サービス」の概要