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NTT東日本、企業向け閉域VPNサービス「Managed SD-WAN」の運用を支援する「運用サポートメニュー」を提供

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は9日、企業向け閉域VPNサービス「Managed SD-WAN」のオプションサービスとして、Managed SD-WANの利用に関する問い合わせを一元的に受け付け、運用を支援する「運用サポートメニュー」を9月10日に提供開始すると発表した。

 Managed SD-WANは、日本全国で閉域ネットワークを構築でき、ネットワークの一元管理を柔軟に行える企業向けVPNサービス。利用環境に合わせて、顧客自身で専用VPNルーター(以下、CPE)やコントローラーの機能設計や設定ができる一方、昨今のIT人材不足などを背景に、特にIT専任の担当者を持たない顧客を中心に、Managed SD-WANの多機能性をより安心・便利に活用できるように、サポートを充実させてほしいという要望が寄せられていたという。

 こうした背景を踏まえ、Managed SD-WANのオプションサービスとして、運用サポートメニューを新たに提供する。

 運用サポートメニューでは、Managed SD-WANの利用に関する問い合わせを一元的に受け付ける「運用サポート窓口」を提供する。Managed SD-WANに関する不明点の解消を支援し、CPEやコントローラーの機能習熟や運用に課題を感じていた顧客が、快適に利用できる環境の提供を目指す。また、トラブル発生時には、顧客に代わって原因となる被疑箇所の特定、遠隔でのトラブル対処、必要に応じた派遣手配などを行い、トラブル対応にかかる稼働を削減する。

 また、通信断のアラート発報については、現在オプションサービスとして提供中の「CPE故障通知サービス」の機能を、運用サポートメニューの一部として提供する。CPEの通信に切断が起きた際、メールで顧客に通知することで、ネットワークの切断をいち早く検知し、窓口のサポートを受けながら効率的に復旧までの対処を進められる。

 運用サポートメニューの価格は、1拠点ごとに月額1100円。