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NTT東日本、「Managed SD-WAN」の機能設計や設定を代行する「導入メニュー」を提供

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は19日、企業向け閉域VPNサービス「Managed SD-WAN」のオプションサービスとして、Managed SD-WANの機能設計や設定を代行する「導入メニュー」を7月20日から提供すると発表した。

 Managed SD-WANは、簡易な閉域ネットワーク構築およびネットワーク管理の一元運用を実現できるサービス。顧客自身による機能設計や設定が可能である一方で、専門の担当者を有していない顧客からは、Managed SD-WANの機能設計や設定をNTT東日本で代行してほしいといった要望が寄せられていたという。

 新たに提供する導入メニューでは、顧客のネットワーク環境に合わせたManaged SD-WANの機能設計を実施し、Managed SD-WANコントローラーへの設定を代行する。

 Managed SD-WANは、専用VPNルーターとフレッツ 光ネクストなどの回線を接続することで、自動セットアップ(ゼロタッチプロビジョニング)を行い、簡易に閉域ネットワークを構築する。また、コントローラーにおいてアプリケーションごとの経路制御が可能であるため、ネットワークを逼迫するトラフィックを分散させること(インターネットブレイクアウト)により、快適な通信を実現する。拠点間通信はIPv6 IPoE方式を採用し、顧客の拠点間でダイレクトな通信を実現する。

 各拠点CPEのネットワーク構成管理や設定変更は、Web画面上で簡単に実施でき、現地での設定や確認作業などが不要となるため、運用稼働削減および不具合の早期発見が可能となる。

 導入メニューの利用料は個別料金で、Managed SD-WANの月額利用料が別途必要。