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Dynabook、「かんたんテレワーク スターターパック」に利用中のPCを参加させる機能を追加

 Dynabook株式会社は14日、テレワーククラウド環境をワンストップで一括提供する「かんたんテレワーク スターターパック(以下、スターターパック)」について、現在利用中のPCを簡単にクラウド環境に参加できるようにする機能を追加した。

 スターターパックは、利用企業が推奨モデルの中から購入したPCについて、Dynabookが採取したハードウェアハッシュ情報を、顧客企業のMicrosoft 365クラウド(Microsoft Intune)にあらかじめ登録することにより、PC電源投入時にAzure ADに自動参加させる機能を提供する。また、参加させたデバイスに適用するセキュリティ運用設定群についても、テレワーク環境向けに推奨する設定値を自動適用させる。

 スターターパックでは、Microsoft 365のライセンスも提供し、Word、Excelなどのに加え、コミュニケーションプラットフォームのMicrosoft Teamsも利用が可能。初期設定・ヘルプデスクと一括提供することで、企業のクラウド導入を促進する。

 このほか、各メンバーの働き方を可視化することで、より効果的な働き方の実現を支援する「Job Canvas」や、サービスのヘルプデスクを提供。スターターパックの内容を要望に応じてカスタマイズするアドバンスメニューも提供する。

 Dynabookでは今回、顧客からのニーズを受け、ユーザーが利用中のPC端末のデータをクラウドストレージにバックアップし、スムーズにクラウドへ移行させられる「かんたんテレワーク 参加ツール」を提供。これにより、すでにテレワーク環境を導入されているユーザーも、「かんたんテレワーク」が提供する各種サービスを利用できる。

 またDnyabookでは、今回のバージョンアップにあたり、サービスの販売体制を強化。従来の直接販売に加え、新たに全国90拠点を有するITディストリビューターのダイワボウ情報システム株式会社と協業することで、全国の販売パートナーを通じても、顧客へサービスを提供できる体制に強化したとしている。