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KDDI、“ゼロトラスト”実現を支援するネットワークセキュリティサービス「Cato Cloud」を提供

 KDDI株式会社は13日、ゼロトラスト型のセキュアなリモートワーク環境を実現するSASE(Secure Access Service Edge)サービス「Cato Cloud」を、同日より提供開始すると発表した。

 Cato Cloudは、WANの最適化などのネットワーク機能と各種セキュリティ機能を統合した、イスラエルCato Networksのクラウドサービス。クラウド上にネットワーク/セキュリティ機能を集約しているため、世界中で統一したセキュリティポリシーでの運用が可能となり、高い安全性を確保できるという。

 利用企業は、拠点から世界60カ所以上のPoP(Point of Presence)に接続し、ネットワーク最適化や各種セキュリティなどの機能を利用する形式。PoPを通じてSaaS型アプリケーションなどのクラウドサービスのトラフィックを最適にルーティングしているので、ファイルのアップロード/ダウンロードなど、帯域幅を必要とする操作のパフォーマンスが向上するという。

 また、KDDIが提供する「グローバルIP-VPN」と組み合わせて利用すれば、構築済みのグローバルネットワークにリモートアクセス環境を簡単に追加できるとのこと。

 一方のセキュリティ機能としては、次世代ファイアウォール、モバイル/クラウドの保護、Webセキュリティ、ネットワーク利用状況調査、マルウェア対策などを搭載する。これらの機能はすべてクラウド上で提供されるので、企業は拠点ごとにセキュリティ機器を設置する必要がなくなり、運用・保守費用などのコストを削減できる点も特徴だ。

 KDDIではこのサービスを、日本国内のみならず、KDDIヨーロッパ、KDDIシンガポール、KDDIアメリカ (2021年6月末までに提供予定)でも提供し、国内外を含めて、検討から導入、保守までワンストップでサポートする。運用窓口は24時間365日体制で、日本語・英語によるサポートを提供するとのこと。

 今後はオプションサービスとして、サービスデスク対応やセキュリティインシデント発生時のサポートなども行うとしている。